社長挨拶
「地域のホームドクター」として
「安全・安心な社会づくり」に貢献します
復建技術コンサルタントは、昭和21年(1946年)6月、太平洋戦争後の荒廃した国土の復興を目的に、国策によりつくられた社団法人復興建設技術協会の仙台出張所として発足いたしました。その後、昭和35年(1960年)に株式会社に移行し、令和5年(2023年)6月に創立77周年を迎えております。
この間、東北地方を中心に、社会資本整備全般に対して技術力をもって貢献してまいりました。
東日本大震災からまもなく13年が経過しますが、東北地方太平洋側ではいまだに余震への警戒が続く状態にあります。令和4年3月16日には、最大震度6強を記録する福島県沖地震が発生しました。福島県沖では、令和3年2月にも同規模の地震が発生しております。また、東北地方に限らず、国内では南海トラフ地震や首都直下型地震、中部圏・近畿圏直下地震、富士山の噴火等、広域に及ぶ桁違いの大災害がいつ起きてもおかしくない状況です。
さらに地震災害だけでなく、近年は各地で大型台風、局所的豪雨などの災害が頻発化・激甚化しており、まさに自然の脅威に晒されております。
このような中で当社は、中央大手コンサルタントに並ぶ技術の保有を目指し、確固たる「地域のホームドクター」として、安全・安心な地域、社会づくりに貢献することを使命とし、日々技術の研鑽とDXの推進に取り組んでおります。
東日本大震災の復興事業はほぼ収束しておりますが、この間に得た知見や技術・人材を、国内全体の防災・減災、国土強靭化に活かしていくため、現在、東北エリアに軸足を置きつつ、事業の広域展開を進めております。
社長就任時に、「全員経営」、「健康経営」、「コンプライアンス経営」の3つを経営の柱に掲げました。これらをキーワードに、社員一人ひとりが知恵を絞り、働き方を改革し、生産性を高めながら、より一層、企業文化、社風を良くして、当社の企業価値と社会貢献度を高めていく所存です。
微力ではございますが、皆様のご期待に添えますよう努力して参りますので、今後ともご支援ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社復建技術コンサルタント
代表取締役 社長